世界的大ヒット書籍「人を動かす」「道は開ける」の著者デール・カーネギー。
デールカーネギーはその生涯で多くの名言、格言を残してきました。
・あの有名な名言の内容を知りたい
・あの名言は何の本に掲載されてるの?
・英語ではどういうの?
そんなお悩みをお持ちのあなたのために、デールカーネギーの名言・格言を英語和訳つきでご紹介します!
>人を動かすカーネギー「人間関係の30の原則」が無料で読める!
デール・カーネギーはミズーリ州の貧しい農家に生まれ、成功にあこがれた少年でした。
母親の希望で先生になるための学校に入学しましたが、彼はそこでスピーチの大会に出たり、セールスの旅に出たり、教師になる道以外のことに没頭しました。
卒業後スターになる夢をみてニューヨークに演劇学校に通いますが、挫折し大変惨めな生活を送ることになります。
その状況を打開したのが、1912年ニューヨークのYMCAで開かれた「話し方教室」の数コマをデールカーネギーが担当したことです。
デールカーネギーの「話し方教室」はみるみる内に話題となっていきました。
驚くべきことに、彼のクラスからは、米国大統領や名だたる企業の社長、プロスポーツ選手などあらゆる世界での成功者が輩出されるまで話題となりました。
しかし全米で求められるカーネギーのトレーニングは、一人ではとても対応できなくなります。
そしてカーネギーは自らの分身を作るとともに、マニュアルや副読本を整理していきました。
そんな中で生まれたのが「人を動かす」です。
カーネギー氏は当初売れても数千部だろうと思っていましたが、意に反して初年度に数十万分も販売されるという、当時としては異例の大ベストセラーとなりました。
そして、そのデールカーネギーの「話し方教室」が元となった「人を動かす」は、出版から100年以上の時を経ても未だ多くのビジネスパーソンが愛読するビジネス書となっているのです。
「覚えておいてほしい。幸福というものは、あなたがどういう人間で、どういうものを持っているかなどとは、全く関係がないということを。
幸福と関係があるのはあなたのものの考え方、ただそれ一つだけなのだ。
だから毎日、一日の始まりにあたって、自分が感謝すべきあれこれのことに思いをめぐらしてみることである。
それは、今日あなたが心の中でどんなことを考えるかによって、あなたの将来が大きく左右されるからなのだ。
だからこそ、いつも希望と自信と愛と成功につながる考えであなたの心を満たしておいてほしい。」
デール・カーネギー
人は結果を追い求めようとします。
結果は因果応報といいますが、善い行いをしないと良い結果を得られないとわかっていても、一部の方を除き、我々はついつい結果の方に目を向けてしまいがちです。
カーネギー研究所ではEC+BC=PCつまり、考え方が変わり、行動が変わってはじめて結果が変わることを多くの実例から検証し確認しています。
ですから、今現在どんな人物でどんなものを持っていようがまた持っていなくても、考え方が一番大切なんですよと言ったカーネギーの言葉が実証されたということです。
これは30の原則の第1番です。
人はどんな人でも自分は正しいと思っています。
他人の意見によって変えられる人はごく少ないものです。
また指摘、アドバイスをしてくれる貴重な人を敵とみなす場合も多いもの。
だから彼のためにも、自分のためにも、もし間違いがあるなら、手間はかかりますが、彼に自ら気付かせてあげましょう。
全文は以下のとおりです。
You don’t need a smile to smile. Moreover, the profit is enormous. Even if it is given, it does not decrease, and those who are given become rich. If you show it for a moment, that memory will last forever. No rich man can live without it. This enriches any poor man.
Rest for tired people, bright for disappointed people. It is the sun for those who mourn and the natural antidote for those who suffer. You can’t buy, force, borrow, or steal. Only when you give it free of charge will it be worth it.
笑顔は元手が要らない。しかも利益は莫大。与えても減らず、与えられた者は豊かになる。一瞬間、見せればその記憶は永久に続く。どんな金持ちも、これなしでは暮らせない。どんな貧乏人も、これによって豊かになる。
疲れた者にとっては休養、失意の人にとっては光明。悲しむ者にとっては太陽、悩める者にとっては自然の解毒剤となる。買うことも、強要することも、借りることも、盗むこともできない。無償で与えて初めて値打ちが出る。
これは、道は開けるの30の原則の第1番目です。
デールカーネギートレーニングの受講生に「道は開ける」の原則の内、最も役立つもの、最も心に響いたものというアンケートを取ると、必ずと言っていいほど1位になる原則です。
これによって、肩の荷が下りた、気持ちが軽くなったという方が多いです。
是非、内容を理解し、実践してもらいたいです。
人に何かを与える時には、見返り求めて行うのではなく、自分の喜びのためであることを忘れてはいけません。
恩返しを期待して何かを与えると、その見返りがなかった時に自分が辛くなってしまいます。
相手の行動はコントロールできないのですから、自分が与える喜びを得るために与えることを忘れないようにしましょう。
人は総じて、手に入れているものを不満に感じ、手元にないものを気にしてばかりいます。
わざわざ持ってもいないものに対してあれこれ考えるよりも、手元にあるもので心を満たしましょう。
誰かの真似をするのではなく、自分自身を知り自分らしく生きましょう。
人間は与えられたものを活かし、ポジティブな思考や行動をしよう。
マイナスが与えられたのなら、それをプラスに転じるのは自分自身だ。
デールカーネギーの名言・格言を英語と和訳でご紹介しました。
スピーチの名手であり、作家でもあったデールカーネギーは世界的大ヒット「人を動かす」「道は開ける」をはじめとした多くの名言を残しています。
その言葉も多くの人に感銘を与え、人生に影響を与えてきた言葉たちです。
ぜひその名言が使われたフレーズをエピソードと共に読んでみてくださいね。
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