「人を動かす」と並ぶベストセラー「道は開ける」。
あまりにも有名なためタイトルだけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
・道は開けるはどんなことが書いてあるの?
・昔読んだけど忘れてしまった
・要点だけを知りたい
そんなあなたのために、デールカーネギー著書「道は開ける」の要点や内容をご紹介します。
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デールカーネギー著書「道は開ける」は、世界的企業の問題解決の方程式としても採用されているベストセラーです。
「人を動かす」が誰かに働きかけると言ったものに対し、「道は開ける」は悩みやストレスの軽減させる、不安をなくすと言ったいわば自分を守るための方法が書かれており、人生に役立つ方法がぎっしり詰まっています。
少し難しく思いがちですが、内容はストレスや不眠、悩みの解決方法やそもそも悩まないためにはどうしたらいいのか?と言った誰しも1度は、解決策を知りたいと思ったことばかり。
本書ができたきっかけも、デールカーネギーが開催していた「話し方教室」の生徒の悩みを解決してあげたいという想いから執筆されたものです。
解決方法は実にシンプルなものばかりですので、難しいと思わずぜひ気軽に手にとって読んでみてください。
「道が開ける」は悩みやストレスといった誰しもが直面する物事への対処方法が書かれた書籍です。
後世は大きく分けて7つに分かれており、段階と具体的事例を物語調で解説しています。
今回は特に重要とされる部分を抜粋し要約でご紹介いたします。
悩みに関する基本事項では、そもそも悩まないためにはどうしたらいいのか?が書かれています。
悩みの主な要因は、「過去の失敗を今も引きずっている」「起こるかわからない未来をみている」ことだとデールカーネギーは「道は開ける」で記しています。
未来と過去に囚われないための解決方法は、ずばり「今日一日」を区切りとして最大限に活用すること。
毎朝起きるときに「今日も24時間を最大限に活用しよう」と心に誓ってみましょう。
悩みができてしまったら、それを解決するのは困難を極めます。
しかしデールカーネギーは、いとも簡単にこの悩みを解決する方法を「魔術公式」として記しています。
「魔術公式」は以下の3つのステップです。
・「起こりうる最悪の事態」とは何かを自問すること
・やむを得ない場合、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。
・落ち着いて、最悪状態を好転させるよう努力すること
ひとまず、今想定できる最悪の事態を考えましょう。
そしてその最悪の事態を受け入れる覚悟をすることによって、精神的な落ち着きが手に入り冷静になることができます。
冷静になることができれば、最悪状態から抜け出す手段を打つことができるでしょう。
悩みを解決するためには、悩みとは何か?を知る必要があります。
悩みを分析する基礎技術では「悩みを分析する方法」と「悩みを半減にする方法」が記されています。
1.今何について悩んでいるかを知る
2.自分にできることは何か考える
3.自分は何をしようとしているのか考える
4.いつからそれを実行するのか考える
1.問題点は何か
2.原因は何か
3.解決策は何があるか。どんなものか。
4.望ましい解決策はどれか。
悩みという物は漠然としているからこそ、解決策が見えない物です。
デールカーネギーは悩みを分解し、1つずつ原因を追求し行動すること解決することこそが、悩みを解決させるための第一歩とだと記しています。
悩みというのは習慣であり、習慣を脱してしまえば心から「悩み」を追い出すことも可能となります。
悩みの習慣を早期に絶とうでは、悩みに囚われてしまった時の対処方法について解説しています。
大まかに要約すると以下の通りです。
1)悩んでしまったら、常に忙しい状態に身を置くこと。考える暇がなければ悩むこともない。
2)小さなこと、どうでも良いことに悩まない。人生は長くない。
3)客観的な数値をみよう。その悩みが起こる割合は確率としてどれくらいの物なのか調べてみよう
4)逃れられない運命を悲観するのではなく、その中で最善を目指そう
5)悩みの終着点を決めておこう。その悩みに時間やお金はどこまでかける価値がある物なのか見極めよう
6)過去のことをいつまでも悩まない
平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法では、精神を健全に保つためのテクニックが記されています。
1)快活に考え行動すれば、自然に豊かになる。
2)仕返しはしないこと。嫌いな相手に時間を割かないこと。
3)人のために何かをするのではなく、自分の喜びのため与えよう。そうすれば見返りがなくとも気にならない
4)かけている物や得ていないものを数えず、目の前にある恵まれたものを数えよう
5)自分は自分、他人の真似をせず、自分を見つけ、自分らしくいよう
6)不快なものが現れたとしても、そこからどうしたら自分の利となるのかを考えよう
7)他人に興味をもち、自分自身だけを考えるのをやめよう。誰かの笑顔を生み出す善行を心がけよう。
悩みを完全に克服する方法では、「神への祈り」が、悩みの解決につながると記されています。
1)「祈り」を通して自分の悩みを言語化し、分解することで悩みが明確になる。
2)神に祈ることで誰にも言えないような悩みでも、シェアされたかのように気持ちが軽くなる。
悪口、陰口、批判は人間関係があるところでは必ず生じる悩みの1つです。
デールカーネギーは「道は開ける」でこの批判を気にしないでいられる方法を提示しています。
1)不当な非難は賛辞と捉えよう。目立ち嫉妬と羨望を受けてるからこそ、批判が生じるのだ。
2)非難を受けたとしても避ける努力をしたのなら、それ以上は気にしないでいよう。
4)自らの愚行は記録をし自分自身の中に止め、先に指摘される前に自分の弱点を治しておこう。
疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法には、日常役に立つ疲労との付き合い方や予防方法について詳しく解説しています。
要約すると以下の通りです。
1)疲れる前に十分に休もう。高いパフォーマンスを保つことで1日の活動時間が1時間増える。
2)常にリラックスし、楽な姿勢で働こう。定期的に自分のメンテナンスを行い、1日の終わりに自分の疲労を確認しよう。
3)疲労を忘れるには、他人に興味を持ち、自分の感銘した気持ちを書き残そう。明日の予定を眠る前にたて、リラックスして寛ぐこと。
4)やりたくないことこそ、心を弾ませ愉快にやってみよう
5)不眠症であることを悩まないようにしよう。
幸福は、あなたが何を持っているのか、あなたが誰か、あなたがどこに何処にいるのか、あるいは、あなたが何をしているのかで決まるものではない。ただ、あなたが何を考えるかで決まるのだ。
運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作る努力をしよう。
自己を知り、自己に徹しよう
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デールカーネギーのベストセラー「道は開ける」の要約と内容についてご紹介しました。
人を動かすは、
1.悩みに関する基本事項
2.悩みを分析する基礎技術
3.悩みの習慣を早期に絶とう
4.平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法
5.悩みを完全に克服する方法
6.批判を気にしない方法
7.疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法
の7つについて記されており、それぞれビジネスに仕事に活用ができる技術が詰まっております。
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